本尊並びに脇仏

本尊は毘沙門天王と弥勒菩薩を並祀されている。

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毘沙門天

毘沙門天

   毘沙門天の形像は多種ありますが、当山のご本尊は戦国時代の作と伝えられている。そのお姿は身に甲胄を着け、右手に三叉戟を執り、左手の掌に宝塔を捧げ持ち、その脚の下に邪鬼を頼んでいます。

   毘沙門天は法華義疏に「つねに如来の道場を護りて法を聞く、故に多聞と名づく」と説かれるところから別名多聞天とも呼ばれ、如来の説法を多く聞き、仏教を守護する四天王ひとりです。

   また、功徳経には「無量の福徳を得て一切世間において喩うるものなし何となればこの天王の左手の宝塔の中より無量の七珍宝を出しもろもろの衆生にしたがって一切の宝物を施与せんと欲す」とあるように人々の福徳の願いを聞き入れ、手にもてる宝塔より無量の珍宝を出し、人々に与えて福徳を授けてくださるといわれています。

   七福神の一人として、また施福の神として世に最も崇拝されているのが毘沙門天です。
毘沙門天真言(おん べいしらまんだや そわか)をお唱えしてお参りください

弥勒菩薩

弥勒菩薩

  当山の弥勒菩薩は50センチ足らずの小さな仏像ですが、高野山より勧請された仏様で、室町期ごろの作と推定されている。お姿は結跏跌坐(座像)されて、手は法界定印を結び、その手掌に五輪塔が置かれている。小像にもかかわらず彫刻は細かく美しい。

  弥勒菩薩は梵名を「まいたれいや」といい、訳して慈氏菩薩とも呼ばれ現在、都卒天の浄土に住し、釈尊入滅567千万年の後この世に下生して衆生を救済されると約束された未来仏

  宗祖弘法大師は御遺告の中で「吾閉眼の後は必ず都卒天に往生し弥勒慈尊の御前に侍るべく、56億余の後必ず慈尊と共に下生せん」とおおせられたごとく釈尊の仏位継承の導師となる仏様です。
弥勒菩薩真言 (おん、まいたれいやそわか)


脇仏としては聖観音、吉祥天、阿弥陀如釆(3体)が祀られている。